First Sunday in Lent – Reflection & Contemplation

「受難節・灰の水曜日メッセージ」

      March 6, 2022 / CAN

ACNA Archbishop Foley Beach

Translation: Rev. Shihoko Warren

受難節が始まりました。灰の水曜日礼拝で司会者はこう宣言します。「教会の名において、私たちがこの受難節の期間、祈りと断食をし、神の言葉を読み霊操し、自己を顧み神に立ち返りましょう!」 私が皆さんに今年強調したいことは、神に立ち返る(悔い改める)ということです。自分の生活のなかで、神に立ち返る必要がある点はありませんか?

もしあなたが誰かと意見が合わないときどうしますか?あなたにひどい扱いをする人に対しどうしますか?あなたの意見に反対する人に対しどうしますか? その誰かとは、家族、親族、友人、教会のリーダーだったりするかもしれません。内容は、教会のことや政治、ワクチン問題、またはゴシップかもしれません。その内容が、正しいか間違っているか、聖書的か聖書的ではないかなどにフォーカスしないで振り返ってみましょう。あなたは、キリスト者としてどのようにこれらの人に向き合いますか。イエスの教えは、この世の教えとは真逆のものです。この世は、敵対するように教えます。残念なことに、対話に重点を置きません。これらの人を拒絶したり、もう関わらないようにするのが、この世の教えであり、姿勢です。Eメール、電話番号、ソーシャルメディアもブロックしたり、されたりします。ただ、意見が合わないというだけでです。悲しいことに、このような態度が、「聖なる公同の教会」内においても起こっているのです。

重要な「教義」をめぐって普遍的教会は、戦ったり、分かれたりの歴史を繰り返しています。宗派・教派において、互いに橋を架け合うエキュメニカル運動が起こっています。同時に、もっと根本的なところで、私たちは、キリストの弟子であり、平和を造りだす者であるという原点に立ち続けることが必要です。キリストの弟子・平和の使者は、自分と意見が合わないから、自分をひどく扱うから、政治や教育方針、マスクなどの見解が違うからといって、その相手を非難したり、排除したり、関わらないようなことはしません。これは、明らかにイエスの態度ではありません!キリストの従者は、この世の態度とは違うのです。私たちは、イエスの十字架の贖いの死によって赦され、新しい命が与えられ、驚くべき神の賜物である聖霊が与えられたのです。聖霊は、私たちのところに来てくださり、内住してくださるのです。聖霊は、私たちがイエスのように変容していくことを導きます。私たちが、イエスのように考え、感じ、話し、行うように導きます。

ガラテヤ人手紙5章で、パウロは、聖霊の実について話しています。「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です」。聖霊は、私たちの生活を変え、私たちがキリストに似た者へと造り変えてくださるのです。

私たちは、最も重要な2つの教えを知っています。 「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。これがいちばん大切な、第一のいましめである。第二もこれと同様に大切である。『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。(マタイ22:37-39)

パウロは、「愛」についてこう述べています。「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません。」(コリント人への手紙I 13:4〜8)

これらの聖書のみことばが、意見が合わない人、反対をする人たちへの私たちキリスト者の根本的態度です。今の時代は、意見が合わないから、反対するからという理由で、家族がバラバラになり、友情が壊れたりしているのです。胸が張り裂けます。何てくだらないのでしょうか。相手の意見、考えが間違っている、自分とは違うからというだけで、関係を拒むのですか。そこまでして、自分が正しいことを示したいのですか。謙遜になりましょう。もしかしたら、相手があっているのかもしれないのです。 キリストにある兄弟姉妹たち、どうかあなたたちのなかでは、そのようなことで関係を拒み、壊し、他者の存在を否定するようなことは決してしないでください。

イエスは、故郷ナザレの人々からひどい扱いを受け、崖から落とされそうになりました。彼らは、イエスの言うことに反対し、怒り、敵意が殺意へとなったのです。キリストに従う人たちは、そのようなことはしないのです。イエスは、私たちに、「敵を愛し、のろう者を祝福し、憎む者に善をなし、不当に扱い迫害する者のために祈りなさい」と教えました。

私たちキリスト者は、この世に出て行き、隣人・人々に仕えていく使命が与えられています。だからこそ、意見が違う、相手が間違っている、反対するからという理由で、相手を避け、壁を作るようなことは決してしてはならないのです。

さあ、このレントの期間、祈りとみ言葉に身を置き、神に立ち返る点がないか自己を振り返りましょう。 アーメン

1st Sunday in Lent

Reflection & Contemplation

Luke 4:1-13

March 6th 2022

Rev. Shihoko Warren

Lent is a time of :

  • pausing to reflect,
  • experiencing new power in the Spirit,
  • overcoming temptation with Jesus at our side.

Today, as we read Luke 4:1-13, let us imagine ourselves alongside Jesus, as the Spirit leads Him into the wilderness.

What do you hear – see – smell – feel? What catches your attention?

Luke 4:1-13

Jesus, full of the Holy Spirit, returned from the Jordan and was led by the Spirit in the wilderness, where for forty days he was tempted by the devil. He ate nothing at all during those days, and when they were over, he was famished. The devil said to him, ‘If you are the Son of God, command this stone to become a loaf of bread.’ Jesus answered him, ‘It is written, “One does not live by bread alone.”

Then the devil led him up and showed him in an instant all the kingdoms of the world. And the devil said to him, ‘To you I will give their glory and all this authority; for it has been given over to me, and I give it to anyone I please. If you, then, will worship me, it will all be yours.’ Jesus answered him, ‘It is written, “Worship the Lord your God, and serve only him.”

Then the devil took him to Jerusalem, and placed him on the pinnacle of the temple, saying to him, ‘If you are the Son of God, throw yourself down from here, for it is written, “He will command his angels concerning you, to protect you”, and “On their hands they will bear you up, so that you will not dash your foot against a stone.” ‘ Jesus answered him, ‘It is said, “Do not put the Lord your God to the test.” ‘ When the devil had finished every test, he departed from him until an opportune time.

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  1. Satan is always hunting for ways to sneak into our human weak points:

1) money & security, 2) vanity, 3) arrogance

  1. Possessive desire: What are the “things” that I am always attached to?
  2. Vanity: Do I want to be admired by people? Am I controlled by worldly views /outlooks?
  3. Arrogance: Do I hold excessive pride to protect myself? Is there false ‘self’ image?
  4. The devil repeatedly questioned Jesus’ identity and calling. How do I respond when my identity is questioned? What might tempt me or lead me away from my calling or vocation?
  5. What does Jesus did to remain faithful to God? What do I need to do to stand firm in my faith?

Prayer:

Let us give thanks for the strength, courage and wisdom of Jesus as He is tested.

Let us remember that Jesus Christ continues to be alongside you, when you face challenges, temptations or wilderness times.

Let us Pray: (Ignatius prayer)

You have given all to me.

To you, Lord, I return it.

Everything is yours; do with it what you will.

Give me only your love and your grace,

that is enough for me. In Jesus’ name. Amen.

受難節第1主日

内省と観想

ルカ福音書 4:1-13

March 6th 2022

Rev. Shihoko Warren

受難節のときは :

  • 自己を振り返り、
  • 聖霊の新しい力を経験し、
  • イエスと共に自分のなかにある誘惑に克服する。

ルカ福音書4章1-13節を読みながら、私たちも、イエスと共に荒野に行き、聖霊に導かれましょう。

そこで、あなたは、何を聞き、見て、匂い、感じますか。(五感を用いて観想して下さい)。 心に響くことはありますか。

ルカ福音書4:1-13

1 さて、聖霊に満ちたイエスは、ヨルダンから帰られた。そして御霊に導かれて荒野におり、

2 四十日間、悪魔の試みに会われた。その間何も食べず、その時が終わると、空腹を覚えられた。

3 そこで、悪魔はイエスに言った。「あなたが神の子なら、この石に、パンになれと言いつけなさい。」

4 イエスは答えられた。「『人はパンだけで生きるのではない。』と書いてある。」

5 また、悪魔はイエスを連れて行き、またたくまに世界の国々を全部見せて、6 こう言った。「この、国々のいっさいの 権力と栄光とをあなたに差し上げましょう。それは私に任されているので、私がこれと思う人に差し上げるのです。   7 ですから、もしあなたが私を拝むなら、すべてをあなたのものとしましょう。」

8 イエスは答えて言われた。「『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えなさい。』と書いてある。」

9 また、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の頂に立たせて、こう言った。「あなたが神の子なら、ここから飛び降りなさい。10 『神は、御使いたちに命じてあなたを守らせる。』とも、11 『あなたの足が石に打ち当たることのないように、彼らの手で、あなたをささえさせる。』とも書いてあるからです。」

12 するとイエスは答えて言われた。「『あなたの神である主を試みてはならない。』と言われている。」

13 誘惑の手を尽くしたあとで、悪魔はしばらくの間イエスから離れた。

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1.サタンは常に人間の弱点である1)お金・安全 2)虚栄心 3)傲慢 の部分に巧みに入り込み私たちを誘惑します。

  1. 所有欲:いつも執着してしまう「もの」 ・「こと」とは何ですか?
  2. 虚栄心:人から注目されたいという承認欲求や世間並でいたいという「人の目」に支配されていないか?
  3. 傲慢心:自己防衛のために築き上げたプライドや虚構(嘘)の「自分」がいないか?

2.悪魔は繰り返しイエスのアイデンティティと使命に疑問を投げかけました。

あなたのアイデンティティが問われたとき、あなたはどのように対応しますか?

あなたの使命や天職からあなたを妨げようとするものは何ですか?

3.イエスは、神に忠実であり続けるために何をしましたか。

信仰にしっかりと立ち誘惑に向かうために、あなたは、何をする必要があるでしょうか。

祈り:

主イエスが誘惑に合われたときのキリストの強さ、勇気、知恵が私たちにも与えられていることを覚え感謝しましょう。

私たちが、試練や誘惑、荒野に直面したとき、主イエス・キリストが、私たちと共にいることを覚えましょう。

祈りましょう:(イグナチオの祈り)

主よ、私のものはすべて、あなたからのものです。

今すべてをあなたにささげ、み旨に委ねます。

私に、あなたの愛と恵みを与えてください。

私はそれだけで満たされます。 それ以上何も望みません。 アーメン